こんにちは、SHAMOです。
ブラック企業から全くの未経験でIT営業に転職して10年が経ちます。
今まではエンジニアが注目されていてあまり知られていなかったIT営業(IT業界の営業職)。
実は今、人気急上昇中なんです。
今回は「なぜ今IT営業への転職がおすすめなのか?」をテーマに、各ポイントについて詳しく解説していきます。
「IT営業に少しでも興味がある」、「IT営業への転職を考えている」という方にとって有益な情報かと思いますので、よろしければ最後までご覧ください。
将来性・安定性抜群のIT業界
まずIT業界自体の話となりますが、とにかく将来性・安定性が抜群に良いです。
ITって聞くとなんとなくそういうイメージありますね!
そうですね、皆さんもイメージあるかもしれませんが、今の世の中にとってIT技術はなくてはならないものとなっています。
今までアナログで行われてきたものがどんどんIT化されていくのを肌で感じることも少なくないのではないでしょうか。
最近は便利なアプリがどんどんでてきてますよね
覚えなくても良いのですが、最近では経済産業省でもDX(デジタルトランスフォーメーション)という言葉をよく使っていて、IT技術の進歩がより顕著になっています。
※DX…デジタル技術を用いることで、生活やビジネスが変容していくこと
国がそういう表現をしてるんですね
更に、現在でもIT技術が爆発的に発展している中、今後もどんどん成長していくことが見込まれています。
確かにそう思いますが、何か根拠となる情報はあるんですか?
まず、経済産業省では、IT業界における売上高の推移を以下のように示しています。
全体的に堅調な推移を見せていて、安定的な上昇傾向にあるのが分かります。
特にここ数年の成長は目覚ましいものがあり、今現在、成長産業と言われているのが良く分かりますね。
また、一例ではありますが、 IT専門調査会社のIDC Japan株式会社によると、IT市場は今後も右肩上がりに成長し、2026年には6兆7,410億円になる見通しとなっています。
[引用] IDC Japan株式会社:国内ITサービス市場 支出予測:2021年~2026年
6兆って言われてもあんまりピンとこないけど、なんかすごいですね!
このグラフを見ると安定感もありますよね。
コロナ渦においても、ITは衰退するどころか発展を遂げています。
今の世の中、「何か問題が起きた場合」や「良いサービスを提供したい場合」等、IT技術で解決することが当たり前のようになってきています。
逆に言うと、現代人にとってIT技術はなくてはならないものとなっていると言えるでしょう。
その為、IT業界はとても安定性があり、将来性も抜群に良いと言えますね。
高収入が見込める
転職を考えている方にとって、収入面も大きなポイントではないでしょうか。
とても大事だと思いますが、IT営業はどれくらいの収入が見込めるんですか?
IT営業の年収は一般的に400万円~600万円と言われ、厚生労働省の統計では全体の平均年収は530万円と、全職種の中でも高額となっています。
※IT営業の年収については別の記事で詳しく解説しているので、よろしければそちらもご覧ください。
私自身、前職が飲食店勤めで年収300万程度でしたが、IT営業に転職できたことで年収が500万以上になりました。
また、前職では考えられない程収入が上がりましたので、生活水準も上がりました。
給料が上がると生活も変わりますよね!でも、具体的にどう変わったんですか?
そうですね、もちろんお金の使い方は人それぞれですが、私の場合…
・友人との飲み代が気にならなくなった
・40万程度のゲーミングPCが難なく買えるようになった
・家族との外食や旅行が増えた
・収入が安定したのでマイホームが買えた(もちろんローンですが)
・将来の不安が解消でき、前向きに過ごせるようになった
このようなことが挙げられます。
だいぶ変わったんですね!
はい、私にとってIT営業への転職は人生の転機になっていて、本当に転職して良かったと思っています。
転職はもちろんリスクもありますし大変かと思いますが、一歩も踏み出さなければずっとそのままです。
私のように何かを変えたい、今の環境から抜け出したいと思っている方は是非その一歩を踏み出して欲しいと思っています。
働き方について【ワークライフバランス】
次に働き方についてですが、IT営業は「ワークライフバランス」が整いやすい職業です。
ワークライフバランスも転職する上で大事ですよね。IT営業はどうなんですか?
そうですね。
最大のポイントとして、IT営業はリモートワークが可能ということが挙げられます。
なるほど、最近よく耳にする言葉ですね
はい、もちろんIT営業全てがリモートワークできるという訳ではありませんが、IT技術を駆使するIT営業において、その傾向は強いと言えるでしょう。
実際に、私も外出の用事がない場合はリモートワークを行っています。
リモートワークについてのメリット・デメリット等の詳しい情報は別の記事でまとめていますので良ければご覧ください。
誰でもエンジニアに向いている訳ではない
最近エンジニアって言葉やプログラミングスクールが流行ってますが…
「誰でもエンジニアに向いている(なれる)訳ではない」
ということも声を大にしてお伝えしたいです。
どういうことですか?
なぜなら、エンジニアとなると技術面で必要となってくる要素が多く、その技術を習得するのが容易ではないからです。
事実、ネットで検索すると9割近くの人がプログラミングで挫折すると、多くのサイトで書かれているのが見られます。
只、挫折する場合は独学のケースが多いようなので、スクールに通う等の対応で違いは出てくるかと思いますが、それでもやることはプログラミングです。
どんなに丁寧に教えてもらったとしても、向いてない人は正直厳しい世界なのは間違いありません。
✓ エンジニアは技術面の習得要素が多く、容易ではない
✓ 実際にプログラミングで挫折する人は多数いる
✓ 向き不向きがあるので、向いていない人は正直厳しい
実際、私も転職活動の中で「エンジニアも良いなぁ」と思いプログラミングをかじってみたことがあるのですが、言語やらなにやら全然理解することができず、「難しすぎ!」と思ったことを良く覚えています。
確かに実際やるとなると難しいイメージがあります…それでも、IT営業にはなれたんですね
そうですね、やはりそれでもIT業界への憧れは変わらず、もともと心理学専攻という文系人間でしたので、営業職ならいけると踏んでチャレンジしてみました。
別の記事でIT営業には論理的思考が大切なポイントとご紹介していますが、エンジニア程は必要ありません。
IT営業に転職するために向いている能力や身に着けた方が良いスキル
エンジニアやプログラミングについては少し調べればすぐに情報が出てくるかと思いますので、迷っている方は実際に調べてみてください。
私と同じように「エンジニアは無理!」と思った方で、それでもIT業界に興味をお持ちであればIT営業をおすすめします。
また、ざっくりですがIT営業とエンジニアの違いを表にまとめておきます。
IT営業とエンジニアの違い
IT営業 | エンジニア | |
---|---|---|
求められる主な能力 | コミュニケーション能力、論理的思考力、ヒアリング力、提案力、調整力 | プログラミング能力、IT知識、 忍耐力、継続力 |
主な適正 | 人と接するのが好き、チームで売上を伸ばしたい、泥臭い営業ではなくスマートな営業がしたい | もの作りが好き、筋道を立ててその通りにならないと気が済まない、我慢強い |
IT営業は技術面というよりは人と接する際の能力の方が重要なんですね
実際、私が仕事をする中で、少し都合が悪い場面でも「トークで何とかなる」なんてケースもけっこうありますからね(笑)
そういった人とのコミュニケーションの部分もIT営業のだいご味でしょう。
なお、私は完全未経験の状態からIT営業への転職を成功することができました。
そのような私自身の経験もあって「IT営業は未経験でも転職可能」と考えていますが、詳しくは別の記事で解説していますのでよろしければご覧ください。
人と接することが好きな方向け
先にも触れましたが、IT営業は人と接することが好きな人に向いていると言えます。
営業職ですからね。でも最近の営業はIT技術の活用により人と接する機会も減ってきていると聞きますけど?
そうですね、IT技術の発達で昔ながらの「とにかくがむしゃらに訪問して売り込む」という手法は減ってきている傾向にあります。
特にIT業界は顕著ですよね
また、IT営業の中でもSaaS営業にみられるマーケティングやインサイドセールスは、顧客と直接接する機会は比較的少ないです。
※SaaS営業やその他のIT営業の働き方については別の記事で解説していますのでご覧ください
只、かといって人と接する機会が激減したかというと全くそうではなく、IT営業でもまだまだコミュニケーションの重要性は高いです。
具体的なケースとして…
・ZOOM等のツールを使用してオンラインで顧客と商談する
・マーケティングやインサイドセールスはチームプレイの為、顧客ではなく社内メンバーと接する機会が多くなる
このようなことが挙げられますし、必要に応じて顧客先へ訪問し直接コミュニケーションを取るといったこともまだまだあります。
そのため、「エンジニアは難しそうだけど人と接することが好き」という方にはIT営業はとてもお勧めできるのです。
実際、私ももともと飲食店でお客様やスタッフと接する日々を送っていて、転職を決意した際に「IT業界に憧れはあるけどエンジニアは無理だなぁ…」と思って、IT営業にチャレンジしました。
顧客の中にも気難しい人や無理難題をふっかけてくる人、あまり話してくれない人等いろいろな人がいますが、少しでも自社の商品に満足してくれて「ありがとう」と言ってくれた時にはとても喜びを感じます。
(最近はそういう難しい人をどうコントロールするかもだいご味になってきました笑)
また、社内ではチームで連携して1つの目標を達成することで喜びを共感することもできます。
仕事の過程における苦労や大変さも1人ではなくみんなで一緒に感じることができますし、ひと段落した後の飲み会は最高ですね(笑)
私自身がこういった経験をしていますので、人と接することが好きで転職を考えている方にはとてもおすすめできます。
なお、IT営業のやりがいやきつい部分については、別の記事で詳しく解説していますのでよろしければご覧ください。
IT業界にいることのメリット
最後に、IT業界にいることのメリットについてお話ししていきます。
どういうことですか?
この世の中には様々な業界がありますが、その業界によって仕事面以外で得られるメリットってありますよね。
例えば…
・飲食業だと料理のスキルが身につくので家庭で役立つ
・百貨店だとお店の商品を安く買える
・車業界だと車の知識がつくので車関連の無駄遣いが抑えられる
このようなケースが考えられます。
なるほど、確かに業界によって色々なメリットがありますね
そこでIT業界の話となりますが、私が考えるIT業界にいることの大きなメリットとしては
「ITに抵抗がなくなり知識・スキルが身につくことで生活が豊かになる」
ことだと考えています。
先にも述べましたが、今やIT技術は普段の生活からかけ離せないものとなっています。
飲食店のタッチパネル注文や車の自動運転等、各業界でIT化がどんどん進んでいますね。
確かに、少し大げさですがIT技術が世の中を支えていると言っても過言ではないかもしれませんね
また、IT技術を活用することでより生活が豊かになっていることは間違いありませんが、見方を変えるとIT技術を活用できる人ほどその傾向は強くなると言えるでしょう。
どういうことですか?
今やIT技術を活かした商品はたくさんありますし、また、スマホのアプリもどんどん便利なものが出てきてます。
只、そういった最先端の商品(サービス)って、なんか難しく思えて時には抵抗感があったりしないでしょうか?
確かに…使いこなせば便利そうだけど、設定とか難しそうで「今のままで良いや」って思うことはあります
私の実体験となりますが、IT業界にいることでITへの抵抗感がなくなり、むしろ最先端の技術や商品(サービス)に興味が沸くようになったのです。
それは良いことですね!
それにより、プライベートでもIT関連の商品を使いこなして生活が豊かになってますし、ITが苦手な友人に設定なんかを教えてあげたりもできています。
私の前職は飲食店で、当時、ITとはかけはなれた業界でした。
料理のスキルは身についたのでそれはそれで良かったかなと思いますが、今考えるとIT関連の知識・スキルの方が圧倒的に汎用性が高くあらゆる場面で役に立つため、IT業界にきて本当に良かったと思っています。
さいごに
IT営業転職infoでは、主に20代・未経験を中心にIT営業への転職をサポートできるよう情報発信を行っています。
・ブラック企業に勤めていて休みもなく、給料も低い
・仕事がつまらなくてやりがいを感じない
・パワハラ上司が嫌で毎日胃が痛い
このように、以前の私みたいにつらい思いをしている人や将来に不安を感じている人は、早めに転職して新しい未来を掴んで欲しいと切に願っています。
私の場合は転職エージェントを利用して、全くの未経験からIT営業に転職を成功することができました。
当サイトでは私の経験を活かし、「20代に向けたIT営業に強い転職エージェント」をまとめていますので良ければご活用ください。
少しでも今後のあなたの未来に役立つことができれば嬉しく思います。
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